映画を観て、想うこと。

映画ブログを1年続けて、想うこと。

いつも当ブログ「映画を観て、想うこと」をお読みいただき、ありがとうございます。本日、2020年3月30日で当ブログを開設してちょうど1年になります。普段は観た映画の感想を述べておりますが、記念すべき今日は、映画についてではなく、このブログそのものについての想いを書いてみようと思います。
 
1年前の今日、「まずは1年続ける!」という目標を立ててブログを書き始めました。そもそも、なぜ映画ブログを始めたのか?それは、普段自分が楽しんでいるいくつかある趣味を振り返った時、それらがどれも「自己満足で完結してしまっているなぁ」と、何だかもったいない気持ちを持ち始めたからです。「趣味って、そういうものでしょ?」と思われる方もいるとは思いますが、個人的には何か一つでも他人と繋がるような、自分が受け身になるだけでなく、発信する側に立てないかという気持ちからでした。
 
では、それをどんな形で実現させよう?音楽をやっている人がライブやコンサートをやるように、芸術をやってる人が自分の個展を開くように、自分には何ができるだろう。考えた末、自分が大好きな映画鑑賞という趣味に注目し、観て感じたことをブログにまとめてみようと思いつきました。とは言え、普段SNSなどにもほとんど自分の言葉や想いを発信したことがなかった自分にとって、人に見られる前提で文章を書いて世間に公開するのは、未知の領域でした。それでも、モチベーションが不安に勝り、ブログを開設したのですが、実は踏み切るまではかなりの時間悩みました。ずっと考えた末の2019年3月30日だったのです。
 
ブログを続けるうえで、意識していたことがあります。それは「自分の書きたいことを書くのではなく、自分が読みたいものを書くようにしよう」ということです。自分が読んで面白ければ、きっと他の人にとっても面白い内容になるはず。他人の目を意識しつつも、実は自分のために記事を書いていましたが、それにもかかわらず読んでいただいた方々から「面白い」と言っていただくのがとても嬉しく、何より続ける励みになりました。「何でもいいからバンバン書けばいい」と自己満足になっていたら、1年も続かなかったと思います。
 
このブログにまつわる数字をいくつか見てみたいと思います。
 
   1 : ブログ開設からの年数
   38 : 1年間で書いた映画に関する記事の本数
   93 : 1年間で見た映画の本数
   23 : このブログのことを私から直接お伝えした人数
   991 : ブログ開設からこの記事を公開するまでの総アクセス件数
 
これらの数字が多いのか少ないのか、正直よくわかりません。ただ、このブログの存在はSNS等で宣伝したり、ブログサービスのグループなどに登録したりはしませんでした。つまり、私が直接お伝えした皆さんとその方々から伝わった皆さんにしか、私の文章は届いていないということです。それでも、1年間で私の書く文章が991回も皆さんの目に届いたという事実に、毎日1~2回誰かがここを覗きに来てくれていたという事実に、不思議な達成感を覚えています。
 
余談ですが、私にはモノを集めるという趣味もあります。コレクションを集めていると、モノがたまっていくことに幸福感を覚えます。このブログはそんなコレクション収集の感覚も味わいながら続けていました。すなわち、観たら観っぱなしだった映画の感想を、言葉にして残し、集めることが楽しい1年でした。ちなみに、私は各記事に2枚画像を載せていますが、各記事の最後(2枚目)に載せていた画像からもわかる通り、私は映画をDVDで見るか、映画館で見ており、DVDと映画のパンフレットもコレクションしています。本棚は悲鳴を上げていますが、その点でブログは場所を取らないという利点もありました。
 
さて、1年という目標はひとまず達成した今、どうするか?何かここまでのまとめ方からすると「やめちゃうのか?」と思われてもおかしくないですが、もうしばらくは引き続き、記事を書き続けてみようと思います。次なる課題はシリーズものとアクション映画、まだ記事にできていない作品、皆さんにぜひ見ていただきたい個人的なおすすめ映画にも積極的に取り組みたいと思います。何よりも、読んでいただいている皆さんの存在が大きな原動力です。「記事を読んで観てみたくなった」や「もう1回観返したくなった」と言っていただくのは当然うれしいですが、「この作品について書いてほしい」とリクエストをもらうのも嬉しいです。
 
もしよろしければ、今後もぜひ、通勤中/移動中のお供や昼休みの暇つぶしに当ブログを読んでいただけたら幸いです。
 
さて、次は何観ようかな。